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2005年10月30日 (日)

松ぼっくりの分解屋

深泥池で多くのキノコが出ていたんで、もしや松ぼっくり専門の分解屋も出ているんでは、と深泥池から京都御苑に遠征。

京都御苑では、松ぼっくりを専門に分解するキノコ、マツカサタケ、 マツカサキノコモドキ、ニセマツカサシメジ、を見ることが出来る。

今日は、無数に転がっている松ぼっくりや落葉の中を丹念に探して、やっと1本マツカサタケと、いくらかのマツカサキノコモドキ(多分) を発見。

マツカサタケ
マツカサタケ by E-300&50mm Macro

松ぼっくりを専門にするキノコ、セミの幼虫を専門にする冬虫夏草みたいに、キノコの世界は、結構、 分業化しているんやねぇ。

 

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2005年10月29日 (土)

恐竜博2005

大阪市立自然史博物館で開催されている恐竜博2005に行ってきた。

雨天の中、結構な人出で、45分待ちで入場。

本展のテーマは、恐竜が鳥へと進化していく過程を最古の恐竜エオラプトルから現生のハトまで化石と標本でたどる、 というものだったので期待していたが、分かりにくかった。おまけに人だらけでゆっくり説明を見れない。さらに、ティラノサウルス・ レックス ”スー”の全身骨格レプリカの日本初公開、とか新種化石の初公開、も盛り込んでいるため、本来のテーマの影が薄くなっていた。

ところで、”スー”の全身骨格レプリカ、間近で見ると結構な迫力・・・・・・。本来のテーマより、”スー”ネタの方が面白いかも。

展示内容はともかく、カタログは、充実していて良かった。もう一つ、恐竜博2005オフィシャルモデル T.REX ”スー” のフィギュア、も結構よい出来。制作は、海洋堂の松村しのぶ氏と山本聖士氏。

ティラノ

 

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2005年10月28日 (金)

今年のフランスワイン

2005年のフランスワインは・・・・・・・・・・・

 フランス国立ワイン業事務所は27日、同国の今年のワイン生産量は平年をやや上回り、品質は8、9月の好天のおかげで、 「けた外れ」に素晴らしいと発表した。(10月28日共同)

 全国ワイン同業者連合会(ONIVINS)の情報によると、2005年はフランス全国のブドウ栽培地域において、 大変素晴らしいヴィンテージになるとみられる。酸と糖のバランスの素晴らしいブドウが収穫され、 桁外れの凝縮感を備えた長熟の年になると期待は高い。
先日来日したルイ・ジャドのピエール・アンリ・ガジェイ社長は「今年のボージョレは1985年以来の素晴らしい出来です。特に、ボージョレ・ ヴィラージュ、クリュ・ボージョレは例外的に優れた年と言えるでしょう」と絶賛した。(WINE21 ワインニュース10月26日)

11月17日が近づいてきた。こんな話を聞かされると、この日解禁されるもの、に期待が高まるねぇ。さて、今年はどれを買おかぁ。

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2005年10月27日 (木)

~珍渦虫~

珍渦虫2
写真:http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/3170245.stm

その名を”珍渦虫” 。見た目、餃子っぽいが、ネーミングも中華っぽい。

珍渦虫

北ヨーロッパの海底に住んでいるそうだが、頭も足もなく、眼や触角などの感覚器官もなく、中枢神経系もなく、腎臓などの諸器官もなく、 肛門もなく、もちろん脳も無く、消化腔を表皮が取り囲んだだけの袋状の体で、腹側に口があるだけという、極めてシンプルな構造をしている。 これって、クラゲよりもシンプル・・・・・・・。

このないない尽くしの生き物は、ヒトが属する脊索動物門を含む後口動物(棘皮動物、 毛顎動物、半索動物、脊索動物)に属している。こんな姿でも、DNA的には、ハエやタコよりも、ヒトに近いわけだ。

まだまだ、生き物の世界は、ワンダーワールド。

参考URL:http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/3170245.stm

      http://www2.tba.t-com.ne.jp/nakada/takashi/scripts/evol.html#030824b

      http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ken/story/07.html

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2005年10月21日 (金)

アルファロメオ 33/2 デイトナ

   AR33 2 daytona 800 f

33/2フレロンのボディワーク、サスペンションなどを全面的に刷新した新たな33が、 1968年最初のレースであるデイトナ24時間耐久レースにデビューした。

ゼッケンナンバー20,21,22,23番の4台がエントリーし、20番が総合5位、クラス優勝。23番は総合6位、 22番は7位でフィニッシュ。この新しい33は、以降33/2デイトナと呼ばれる。この時戦ったクルマは、フォードGT40、 ポルシェ907、シボレーコルベット、カマロ、フォードマスタング、アルファロメオGTA、フェラーリ250LM、トライアンフTR4、 ボルボ122S(これって、どんなクルマ)などなど。

後に続くレースでは、リタイアが多く、信頼性の点で問題があり、十分ポテンシャルを発揮できなかったようだ。これは、 近代のアルファも同じか・・・・・・。

同年最後を飾るルマン24時間耐久レースでは、ロングテールの33/2が6台エントリーし、 ゼッケンナンバー39,38,40番の3台が、総合4-5-6位でフィニッシュ(39番はクラス優勝)。この時戦ったクルマは、 フォードGT40、ポルシェ907LH、フェラーリ250LM、アルピーヌA210などなど。

最終的に、アルファ・ロメオは年間総合3位となり、1968年は栄光の年となった。

 AR33 2 daytona 800 r

写真は、プロバンス・ムラージュのキットを製作したもの。自作箇所は、ラジエーターカバーメッシュ、ゼッケン灯、ドアヒンジ、 ドアノブ、エンジンの見えるところ。外品は、ホイール、アルファの盾、ワイパー。

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2005年10月15日 (土)

アルファ・ロメオ 33/2 フレロン

AR33 2 freron 640

1960年代頭、アルフ ァ・ロメオは、ジュリアTZなどの量産モデルをベースとしたマシンで諸レースを戦っていた。そうした中、 アウトデルタ創立を機に、純粋なコンペティッオーネ開発の機運が高まり、1964年頃、 レーシングプロトタイプカテゴリー参戦のマシン開発が決定される。そして、通称ティーポ33こと、アルファ・ロメオ33の歴史が始まる。

まずは、1967年、ベルギーのフレロンのヒルクライムレースで、開発マシン1号はデビューウインを飾った。、このマシンは、 デビュー戦の地名から33/2フレロンと呼ばれる。

33/2フレロンは、燃料タンクを兼用する太いパイプ状の2本のサイドシルを1本のフレームでつないだH型状(上から見ると) の独特のシャーシのリアにV8 1995cc 260psのエンジンを積んでいる。33/2の/2は、2リッターを示している。 ボディの形状は空力的に問題があったらしく、高速時に不安定であったようだ。後の戦績は、見るべきものが無い。

写真は、イタリアのテクノモデルのキットを製作したもの。筋彫りが太いので、一度パテで埋めてから、新たに彫り直す以外は、 特に手を入れることなく組み上げた。

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2005年10月13日 (木)

~新種微生物 「ハテナ」~

筑波大の研究チームが、  同じ生物なのに半数は藻を食べて動物のように暮らし、 残り半数は植物のように光合成で生きる海洋微生物を見つけたそうだ(読売新聞  時事通信 毎日新聞 10月14日)。

この変わった微生物は、和歌山県の砂浜などで見つかり、和名で「ハテナ」と名づけられた。 長径約30マイクロメートルほどの新種の単細胞微生物 (鞭毛虫) 。 この微生物は体内に藻を持ちもともとは緑色(写真左)。細胞分裂して二つに分かれると、一方は藻を受け継ぎ緑色になるが、 もう一方は受け継がず無色の細胞になる(写真右:写真元) 。無色の細胞は口のような捕食器官が発達して藻を与えると食べる。研究グループは、これらのことから、 微生物の半数は親から受け継いだ藻で光合成しエネルギーを生み出す「植物型」、 半数は捕食した藻で光合成しエネルギーを生み出して生きていく「動物型」であると結論付けた。

研究グループの井上勲教授(植物系統分類学)は「“半植半獣”ともいえる生物の発見は、 海中の単細胞生物が植物へ進化していくステップの一端を示しているのではないか」と話している、そうだ。 

 海洋微生物が植物に進化する過程では、 鞭毛虫のような微生物が藻類を取り込み、藻類の葉緑体だけが発達。藻類のその他の器官は退化し、葉緑体のみが残ったと考えられている、 らしい。

植物型鞭毛虫(ないし鞭毛藻)には、藍色細菌(もしくは他の光合成細菌)の細胞内共生(一次共生)により葉緑体を獲得したタイプ (プラシノ藻、ボルボックスなどのいわゆる藻類)の他に、このような藻類をさらに内部共生(二次共生) させたタイプの植物型鞭毛虫もいることがわかってきている。

この「ハテナ」は、二次共生タイプの鞭毛虫の進化を1生物が同時に再現していることになるのかなぁ。

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小型人類の新たな化石発見 1万2千年前、火も使う

【小型人類の新たな化石発見 1万2千年前、火も使う (共同通信) - 10月11日】

 新種の小型人類とされる「ホモフロレシエンシス」の化石が見つかっていたインドネシア東部のフローレス島で、オーストラリア、 インドネシアなどの研究チームが、既に見つかっていた化石の右腕部分と、別のホモフロレシエンシスの下あご部分を新たに発見した。 13日付の英科学誌ネイチャーに発表する。
 下あごの化石は前回の化石同様に小さく、発見したオーストラリア・ニューイングランド大やインドネシア考古学センターのチームは 「もともと小柄な種であることを示す証拠だ」としている。
 今回見つかった化石の年代測定から、ホモフロレシエンシスはこの島に約1万2000年前まで生息していたとみられる。また、 化石が見つかった場所では、小型の象など動物の骨も見つかった。焦げた骨もあり、ホモフロレシエンシスは火を使っていたらしい。

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2005年10月 8日 (土)

今年のイグ・ノーベル賞

ノーベル賞と時を同じくして、第15回イグ・ノーベル賞の授与式が、 先日ハーバード大学であった。

さて、今年の受賞者、そして、受賞作品・・・・・、じゃなくて研究は。

AGRICULTURAL HISTORY (農業史かな?)

・受賞者: James Watson 氏

・受賞対象: 学問的研究 ”The Significance of Mr. Richard Buckley’s Exploding Trousers ” (翻訳に困ります)

PHYSICS(物理学)

・受賞者: John Mainstone、Thomas Parnell 氏

・受賞対象:9年に1滴の速度で、漏斗からひじょうにゆっくりとタールを落とす実験(1927年開始)を忍耐強く行うこと。

MEDICINE(医学)

・受賞者: Gregg A. Miller氏

・受賞対象:3サイズ、3段階の堅さを選べる犬用人工代用睾丸" Neuticles" の発明。 

LITERATURE(文学)

・受賞者:ナイジェリアのインターネット仲介業者

・受賞対象: ・・・・またあとで

PEACE(平和)

・受賞者: Claire Rind、Peter Simmons 氏

・受賞対象:スターウォーズの選ばれたハイライトシーンを見ているイナゴの脳細胞の活性を、電気的にモニターすること。

ECONOMICS(経済学)

・受賞者: Gauri Nanda 氏

・受賞対象:何度も逃げ回り、隠れる時計の発明。これにより、人はベッドから出ざるを得ず、そして、理論的には働く時間が増される。

CHEMISTRY(化学)

・受賞者: Edward Cussler、Brian Gettelfinger 氏

・受賞対象:人は、シロップの中と水の中とではどちらが速く泳げるか、 という長年の科学的疑問を解決するために注意深く実験を行ったこと。

BIOLOGY(生物学)

・受賞者:Benjamin Smith、 Michael Tyler、 Brian Williams、 Yoji Hayasaka 氏

・受賞対象:131種のカエルについて、ストレスを感じた時に発する独特のにおいを苦労して嗅ぎ分け、分類したこと。

NUTRITION(栄養学)

・受賞者:ドクター中松氏

・受賞対象:34年間の食事を写真に撮り、遡って(食事と健康を)分析したこと。

FLUID DYNAMICS(流体動力学)賞

・受賞者:Victor Benno Meyer-Rochow氏

・対象対象:ペンギンが巣の外へ糞を噴出する時の圧力を、①糞の飛距離、②糞の密度と粘度、③発射口(肛?)の形状と口径と高さ、 をパラメーターにして計算したこと。

ガハハッ・・・・・・・・・・・・・・・・。今年も、いいねぇ。

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2005年10月 6日 (木)

クモの化石からDNA抽出

【クモの化石からDNA抽出も=「ジュラシック・パーク」現実に? 2005年10月 1日 時事通信】

 【ロンドン29日】英マンチェスター大学の古生物学者、デービッド・ペニー博士は29日、 2000万年前の琥珀の中で発見されたクモの化石から、血液を取り出すのに成功したと語った。血液が発見されたことから、 DNAも抽出できる可能性があるとの見方が広がり、実現すれば1993年の大ヒット映画「ジュラシック・パーク」 が現実になることになりそうだ。(写真は琥珀の中で発見されたクモの化石。マンチェスター大が公表。 
クモは体長4センチ、幅2センチで、カヤシマグモの新種とみられる。 ペニー博士が2年前にドミニカ共和国の博物館に保管されているのを発見した。同博士は、 木を登っているときに勢いよく流れてきた松やにに巻き込まれて死んだと推測する。
 同博士によると、クモは琥珀の中に完全な状態で保存されていた。血液は、クモが死んだ時期や場所を調べるのに利用した。 琥珀の中でクモの血液が発見されたのは初めてとみられる。
 ペニー博士は「ひとかけらの琥珀に入っていた1匹のクモから2000万年前に起きていたことが分かると考えると、わくわくする」と語った。
 マイケル・クライトン原作の「ジュラシック・パーク」は、琥珀の中に保存されていた昆虫から恐竜のDNAを取り出し、 恐竜をよみがえらせる様子を描いた。〔AFP=時事〕

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アルピーヌ A610 ルマン 1994

610 f 800

1 994年、ルマンのレギュレーションがGTカー中心に変更され、市販車ベースのGT2クラスが設定された。

プライベートチームが、このA610を駆ってGT2クラスに参戦し、完走18台中、総合13位、クラス5位の戦績を残している。 同クラスの相手としては、ポルシェ911カレラRSR、フェラーリ348LM、ホンダNSXなどがいた。NSXよりは速かった。

610 r 800

このルマンカー(A610実車も)、後姿がイイなぁ。

このJPSのキット、プリペイントだったので、一度ペーパーをかけ、タミヤのアルピーヌブルーを缶吹きした後、デカール貼り、 クリアーがけをした。一体成形であったキャッチピン、ゼッケン灯は、削り取り、別パーツ組み込み。タイヤ、ホイールは、 キットのものがひどかったので外品を使用。ちょっと、ホイールがオーバーサイズか。

キットのプロポーションは、若干、上屋が大きいかな。実車は、屋根がもう少し低いようだ。ボディカラーは、 元々キットの色がタミヤのアルピーヌブルーと同じだったので、アルピーヌブルーを使ったけど、実車はもう少し明るいブルー なのかも。

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2005年10月 4日 (火)

~マシコヒゲムシ~

世の中、変わった生物が沢山いるけど、有鬚動物マシコヒゲムシというひも状の生物も変わっている。

    mashiko
                     写真:http://pronet.s.kanazawa-u.ac.jp/j/yushu.html

大きさは、体長約10センチ、太さ約1ミリ。石川県の九十九湾海底の硫化水素臭(温泉の臭い)のするヘドロの中にだけに生息し、 口や消化管がなく、体内に共生する細菌が硫化水素を原料にして作る有機物をもらって生きているそうだ。

驚くべきことは、血液に直接溶け込んだヘモグロビン(赤血球を持っていない)が、 動物には猛毒の硫化水素と酸素を一緒に運んでいることだ(ハオリムシも同じ)。

この度、このヘモグロビンの謎を、京都大理学研究科の三木邦夫教授(構造生物学)、沼本修孝研究員らのチームがスプリング8 (兵庫県佐用町)を使って解析し、解明した。

発表(京都新聞、共同通信 10月4日)によると、ヘモグロビンは、4種類のタンパク質計24個が結合、外径約12nm (nmは10億分の1m)の球状で酸素と硫化水素がくっつく構造になっていた。中央部に直径約5nm の空洞があり、 分子量は約40万でヒトの約6倍もある。硫化水素は、ヘモグロビンの中に豊富にあるアミノ酸「システイン」と結合し、さらに別のアミノ酸 「フェニルアラニン」が周囲を囲むことで猛毒の硫化水素を無害化し、運搬していることが分かったという。

ななっ、なんでこんなことができるの、というようなとんでもない化学反応をやってのけているタンパク質(酵素)は数多く知っているが、 このヘモグロビンも凄いなぁ。でも、どうやって、ヘム鉄に硫化水素が結合することを防いでいるんだろう。

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