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2010年9月 3日 (金)

初期人類の食人

September 1, 2010

 洞穴で暮らすヨーロッパの初期人類にとって、人肉は儀式のごちそうでも餓死を避ける最後の手段でもなかったよう だ。スペインで発掘された骨の化石から、日常的な食人の可能性が明らかになった。しかも、化石が発掘された一帯では、すべての初期人類が人肉を食べていた 可能性がある。食人風習の最も古い例だという。
 80万年前に解体された人間の骨が見つかったのはスペイン北部、アタプエルカのグラン・ドリーナ洞穴。骨に残る跡から、西ヨーロッパ最古の人類とされるホモ・アンテセッサー種(Homo antecessor)は食人が一般的だったとわかった。

                       中略

 人骨が動物の骨と一緒に捨てられていたことから、食人には信仰と関わる儀式的な役割はなかったとベルムデス・デ・カストロ氏らは推測している。
 また、食糧が手に入らない非常時だけ人肉を食べていたわけでもなさそうだ。研究論文によると、食用となった人間の骨は約10万年にわたる地層から発掘されており、長年の食人風習だったことがうかがえるという。
 さらに、一帯では食べ物に困る状況はほとんどなかったはずだ。洞穴があるシエラ・デ・アタプエルカという地域は、初期人類には最高の居住地だとベルムデス・デ・カストロ氏は話す。食べ物や水に恵まれ、気候も穏やかだったという。

                       後略

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80万年前の人類というと、まだ原始的な段階。
地球上の生物にはない同属を捕食する習慣があったのか・・・・・
その頃から、人類は地球上の生物とは異なる道を進んでいたわけだな。

ただし、この80万年前の人類は、たしか原生人類の直接の祖先ではなかったと思う。

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