自作スピーカー”スーパースワン”を使って、もう12年くらいか・・・・。
これは、故長岡鉄男氏が設計した、まさに白鳥のような姿をしたバックロードホーンで、
白鳥の頭の所に10cmフルレンジユニットが1つ載っている。構成が点音源に近くなるので、音像の定位感が、すばらしくいい。
ライブ録音のボーカルなんか、目の前で歌っているように聴こえ、楽器の位置関係も分かる。ただ、
やはり10cmフルレンジユニット一発ということで、高域が伸びない不満、つまり音がスッキリしない。
高級機ならイイんじゃないかと、タンノイ、アコースティックラボ、ヤマハなどのちょっと高いスピーカーを使ってみたけど、
スーパースワンだけが残っている。何故かって。高級機は、ユニットなんかに金かけているから音はいい。が、
音像の定位感においてスーパースワンを凌ぐものがなかった、っていうところか。人間、音を立体的に聞いているから、
立体的に再現されないと違和感が残る。それと、日本の一民家で音楽ソースを聴く場合、制約多いから、
オーディオ雑誌の評価なんか参考にならないことが、大枚叩いて分かった。
話を元に。じゃぁ、スーパースワンの音の不満をどうするか。
FOSTEXのお手軽スーパーツィータシステムGS90Aを試してみることにした。これは、ネットワーク回路とアッテネータを内蔵していて、
スピーカー端子に接続するだけで機能するというスグレモノ。
大阪は日本橋の河口無線に出かけて買ってきた。
さて、簡単なハンダ工作をして接続完了。チャカと昆虫採集の「うたの引力実験室」で前後位置とアッテネーターの調整をして、
本格的試聴。
まずクラッシック。おぉ・・・・・っと驚くくらい音の抜けがよくなり、音像の定位感も向上。古い録音のバックハウスのピアノが、
新鮮さをもって再現される。オケの楽器の位置がより分かりやすくなった。
次はジャズ。クラッシックと同じく、楽器の位置、細かな弦の音などが、よりよく分かるようになった。
SACDなら、もっと効果絶大。音に奥深さが出るようになった。
最後は、J-POP。1990年半ば頃までのアナログ録音をソースとするCDでは、ボーカルの鮮度が向上。が、最近の曲では、
ツィータ、ON/OFFで全然変わらない。はて、これはどういうことか? 元々、ソースにスーパーツィータで引き出されるほどの情報が、
入ってない・・・・・・・・? まるで、低ビットレートでエンコーディングした曲みたい。
J-POPなんて量産、使い捨て時代やから、手間隙かけて録音し、編集してると採算合わないのか。でも、なんか、
CDラジカセやクルマで聴くならこのくらいで、ってバカにされているみたいやねぇ。
よく聴くクラッシックとジャズ、この2分野でCDをより気持ちよく聴けるようになったのは、よい投資でした。
使用機器 AMP:バクーンプロダクツSCA-7510改、
CDP:SONY XA777ES
最近のコメント